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高齢者や障害者の安全な生活のために、福祉と建築を結ぶ資格

<福祉住環境コーディネーターとは?>

福祉住環境コーディネーターは、高齢者や障害者の安全で快適な住まい作りを考え、より良い住環境を提案します。超高齢化社会に入り、高齢者介護は在宅介護に比重を置く国の方針などもあり、日本の福祉を支える専門家として、福祉住環境コーディネーターは近年大きく注目を集めつつあります。
福祉住環境コーディネーターは、具体的には、バリアフリー住宅の新築・住宅改修プランの作成・提案や、介護用品や福祉用具、家具などの選択や利用方法についてアドバイスをします。“福祉と建築のかけ橋”的存在としてのニュアンスが強い資格で、今後の動向・活躍が期待されるところです。
※福祉住環境コーディネーターは民間資格です。

<難易度は?>

福祉住環境コーディネーター検定試験には1級~3級までの3つのレベルがあります。
2級・3級試験はどちらも、毎回40~50%の高い合格率が出ています。きちんと学習準備ができていれば、決してむずかしい試験ではありません。ただし、1級試験は合格率は5%前後と格段に難しい試験になっています。
受験者の大半は、福祉や医療、建築関係の仕事に携わっている方です。またその他のサービス業種や、学生から主婦まで幅広く受験しています。受験者の保有資格で多いのは、ホームヘルパー、介護福祉士、建築士です。
2級・3級の学習期間は、200~300時間、半年程度で十分に対策可能です。独学でも合格可能なレベルですが、資格スクールで講座が開講されていて、通信系の講座も充実しています。

<就職・転職は?>

合格率の高さからもうかがえるように、福祉住環境コーディネーターの資格だけで、就職・転職が左右されることは考えにくいです。福祉や建築を志向されるみなさんの、あくまでスキル形成の資格とお考えください。ダブルライセンスとなると強いです。
ホームヘルパーや介護福祉士で介護の業務に携わっていられる方や、建築士・インテリアコーディネーターなど建築実務に携わっている方には、現場で即活かせる実践的な資格といえます。

<収入・将来性は?>

介護の仕事をしている方にとって、福祉住環境コーディネーター資格が収入に直結しているとは言いにくところがあります。収入はあくまで、お勤め先の会社次第ということになります。建築関係の仕事の場合は、この資格を持っていることで会社への仕事の依頼が増えるということは十分にあり得ます。がんばって、業績給・賞与等で還元される、といったところでしょうか。

<試験情報>

【受験資格】

学歴・年齢・性別・国籍による制限はありません。

【試験日】

7月・11月の年2回(3級・2級・)、11月(1級)
※2級からの受験や、3・2級を同日に受験することも可能です。

【試験科目】(2級)

1.高齢者・障害者を取り巻く社会状況と住環境
2.福祉住環境コーディネーターの役割と機能
3.障害のとらえ方
4.リハビリテーションと自立支援
5.高齢者・障害者の心身の特性
6.在宅介護での自立支援のあり方
7.高齢者に多い疾患別にみた福祉住環境整備
8.障害別にみた福祉住環境整備
9.福祉住環境整備とケアマネジメント
10.福祉住環境整備の進め方 ほか計17分野

【出題形式】

マークシート方式(100点満点とし、70点以上をもって合格とします)